英語の勉強方法でお悩みの方へ
今回は、当塾で実施している授業や方針を
ふまえて英語の学習方法について、
書きたいと思います。
ただ、人それぞれに考え方や
個性が違うので、必ずしも正解だとは
限りませんので、参考程度に読んで
いただければ幸いです。
目次
➀英語は語学である
当たり前のことですが、
英語は国語と同じく、「語学」です。
「読む」「書く」「聞く」「話す」の
4技能を必要とされます。
ただ、学校の定期テストで主に問われるのは
現状では、「話す」以外の3つでしょう。
国語と同じで、まず単語(言葉)を
知らないといけません。
単語を書ける、読める、が必要です。
そのため、当塾では毎週、単語テストを
実施しています。
あらかじめ範囲を指定していますが、
毎週きっちり覚えてくる生徒と、
そうでない生徒がいます。
でも、結局テストの点数を見ると
歴然とした差が出ます。
②英語は難しい?
「英語は難しい」という生徒が、
塾生にも多く見られます。
その生徒たちに見られる傾向としては
「国語も苦手」ということです。
先ほどの➀に書きましたが、
「言葉(単語)を知らない」ことが
大きな理由です。
自分の国の言葉のテストですら
点数が獲れないのに、ましてや
外国語のテストなど・・・。
最近は小学生でも英語が必修に
なりましたが、中学生にとって
英語に本格的に触れてから
ほんの2~3年程度。
10年以上使ってきている日本語に
比べれば、圧倒的に
使い慣れていないわけです。
日本語と英語を比較してみて下さい。
英語はもちろん発音は難しいですが、
言葉の数は英語の方が圧倒的に少ないです。
毎日、ちょっとずつでも英語に触れて
慣れていくことが大切です。
③英語は積み上げ型
英語は数学と違い、
そのテスト範囲の単元(文法)だけ
できれば良い、という科目ではありません。
例えば、不定詞が中心の範囲、となっても
現在進行形や助動詞などの他の文法が
出題されないわけではなく、
中1(小学英語)からの積み重ねが必要です。
一度、結果が落ちてしまうと
単元ごとの関連が高い科目なので、
なかなか元に戻すのが大変です。
そのため、体験授業時に
保護者の方とお話をする際、必ず英語の
話になると、このことをお伝えしています。
一夜漬けで点数を上げようなど、
もってのほかですね。
④文法=ルール
英語には、文法があります。
これはルールであって、
守らなければ、正解にはなりません。
中学までの英語は
ほぼルール通りなので、
そのルールをきちんと覚えることが
大切です。
皆さんもゲームをしたり、
部活で試合をしたりすることがあるでしょう。
その時に、ルールというものが
必ず存在します。
これを無視すれば、「退場」「0点」に
なるのと同じで、必ず守らなければ
いけません。当塾でも授業の時に
必ず繰り返して言います。
「英語にはちゃんとしたルールがある」と。
⑤英語の採点は減点法
英語は数学と違い、
正解は1つではありません。
問題に条件指定があれば違いますが、
英作文や英訳などは、
正解が1つとは限りません。
模擬試験などを受けられた方は
気づいているかもしれませんが、
解答を見て下さい。
英語や国語などの解答には
「模範解答」と書いてあるかもしれません。
つまり、ベストな解答はこれです!と
いうことです。
でも、数学などはそれに反して
基本的には答えは1つしかないです。
マイナスのつけ忘れはバツです。
英語は、単語のスペルミスなどは
減点になる可能性があります。
間違っても良いから、答えを
書きましょう。
もしかしたら何点かもらえるかもしれません。
⑥まとめ
兵庫県の公立一般入試では、
英語は長文読解重視の傾向があります。
すなわち、学校の文法の授業と並行して、
長文読解の問題演習をしておかなければ
いけません。
ただ、これはあくまでも単語が
ちゃんと書ける、読める、意味がわかる、
そして文法もある程度理解できている、
という状態でなければ、手を付けても
あまり意味がないです。
それは、学校の成績もある程度、
獲らないと、公立受験できないからです。
まずは、単語と文法をしっかりと
勉強しましょう。
シェアする